完璧な一日を作ったら、書くことがなくなりました!!
Substackアカウント探訪:たっぷ|小さな幸せの記録📝
小さな幸せは、予定外のところに落ちている
「今日こそ、完璧な一日にする」
そう決意した朝ほど、だいたい靴下が片方見つからない。
私は、ギターケースを背負ったまま、日常喫茶街の細い路地を歩いていた。
隣を歩くクロは、私が左右で違う靴下を履いていることに気づいていたが、何も言わなかった。
たぶん、言っても手遅れだと思っている。
しばらく歩くと、日常喫茶街と🐟謎エリアの境目に、小さな店が現れた。
木製の看板には、こう書かれている。
暮らしの途中喫茶「たっぷ」
本日のメニューは、まだ考え中です
🎧️「営業中なのに、メニューが決まってないの?」
🐈⬛「生活は、注文した通りに出てこないからね」
🎧️「なるほど。深い」
🐈⬛「君は意味が分かっていないときほど、深いと言うよね」
扉を開けると、コーヒーの香りと、色鉛筆の甘い木の匂いが混ざっていた。
店の中央には、大きな木のテーブル。
その上には、きれいに製本されたメニューではなく、小さなメモが何枚も並んでいる。
娘と一緒に笑った
少し怒りすぎた
うれしかった言葉
あとで考えたいこと
牛乳の白いひげ
今日も予定通りにはいかなかった
テーブルの向こうでは、たっぷさんと娘さんが、今日の出来事を一枚ずつカードに書いていた。
👩「いらっしゃい。まだ整理できていないものばかりですけど、どうぞ」
🎧️「大丈夫です。私の机も、三年前から整理の途中です」
🐈⬛「それは途中ではなく、放置だよ」
娘さんが、私のギターケースを見つめる。
👧「ギター弾けるの?」
🎧️「弾けるようになる予定だよ」
🐈⬛「予定だけは完璧だね」
最初は、人生を取り戻すために書き始めた
店の奥には、現在の看板とは別に、古い看板が大切に残されていた。
そこには、
お金と人生を取り戻していく記録
と書かれている。
たっぷさんがSubstackを始めたとき、書こうとしていたのは、ひとつのきれいなテーマではなかった。
子育て。
お金。
離婚。
仕事。
過去の経験。
これからの人生。
頭の中にあるものを外へ出し、絡まった気持ちを少しずつ整理したい。
自分が経験したことを、ただの失敗や傷で終わらせず、いつか誰かの役に立つものへ変えたい。
そして、自分も誰かに必要とされる存在になりたい。
そんな思いから始まった記録だった。
初投稿の時点では、まだ「何を書く人になるのか」は決まっていない。
けれど、書きたい理由だけは、はっきりしていた。
書くことで、
自分の人生をもう一度、自分の手元へ戻したい。
👩「今でも、自分が何を書きたいのか、全部は決まっていないんです」
たっぷさんは、少し照れたように笑った。
私はすぐに腕まくりをした。
🎧️「では、私がジャンル分けします!」
テーブルの上にあるカードを、勝手に分類していく。
「子育て」
「人生」
「お金」
「推し」
「日常事件」
「感情」
「謎」
🎧️「これで読者にも分かりやすくなります!」
クロは私が積み上げたカードを一枚ずつ匂い、元のテーブルへ戻していった。
🐈⬛「題材は違っても、全部つながっているよ」
🎧️「どこが?」
🐈⬛「出来事を書いて、自分の見方を整え直している」
たっぷさんの記事は、最初から答えを持っている人が、正解を教える文章ではない。
迷ったことを書く。
うまくできなかったことを書く。
誰かに言われた言葉を書く。
そして書き終わったころに、
「ああ、私はこう感じていたのかもしれない」
と、自分の気持ちが少し見えてくる。
本人は「整っていない日記」と呼んでいる。
けれど、実際に読者が見ているのは、未整理の文章ではない。
人の気持ちが、言葉によって少しずつ整理されていく瞬間
なのだと思う。
🎧️「つまり、完成品ではなく、整理中の工房を公開している?」
🐈⬛「暮らしの途中喫茶だからね」
「人生を取り戻す記録」から「小さな幸せの記録」へ
現在、店の入口に掲げられている看板は、
たっぷ|小さな幸せの記録📝
古い看板にあった「取り戻す」という言葉は、今の看板にはない。
代わりにあるのは、
小さな幸せ
という言葉だ。
過去に失ったものを数えるところから
今ここにあるものを見つけるところへ
それは、過去を忘れたという意味ではない。
つらかった経験を消したわけでもない。
視線を置く場所が、少しずつ変わったのだ。
その変化が最もよく表れているのが、たっぷさんのおすすめ記事、
人生は喜ばせごっこ。
だった。
誰かを喜ばせるつもりが、自分が喜ばせてもらっていた
この記事は、ヒーロー作品の話から始まる。
子どものころには単純な善悪に見えた物語も、大人になってから見ると、登場人物それぞれに背景があり、それぞれに守りたいものがあると気づく。
正義は、いつも単純ではない。
それでも、人を喜ばせることには意味がある。
世界中を救うような大仕事ではなくていい。
目の前の誰かへ声をかける。
一緒に笑う。
ありがとうを伝える。
その人の背景を、少し想像してみる。
そうした小さな行動が、誰かの今日を少し温かくする。
そして、たっぷさんはSubstackで「小さな幸せシリーズ」を書き続ける中で、あることに気づいた。
自分のために残していた日記を読んだ人から、
「ほっこりしました」
「温かい気持ちになりました」
という言葉が届いた。
誰かを喜ばせるつもりで書いていた自分が、
読者の言葉によって、一番喜ばせてもらっていた。
一方的に救う人と、救われる人がいるわけではない。
喜ばせたものが返ってきて、また別の人へ渡っていく。
だから、人生は「喜ばせごっこ」なのかもしれない。
🎧️「分かりました!」
私は勢いよく立ち上がった。
🎧️「誰かを喜ばせるなら、人生最大級のサプライズが必要です!」
🐈⬛「記事に“大きさを競え”とは書いてなかったよ」
私は巨大な設計図をテーブルへ広げた。
三段特大ケーキ
風船百個
生演奏
花火
空から登場
感動の映像
最後に私がギターソロ
🐈⬛「最後の項目だけ、相手を喜ばせる目的から外れているね」
🎧️「サプライズには自己表現も必要だから」
その横で、娘さんが一枚の絵を持ってきた。
クレヨンで描かれた、母と娘。
二人とも大きく笑っていて、紙からはみ出しそうな太陽が空に浮かんでいる。
👧「ママに描いたよ」
たっぷさんは絵を両手で受け取った。
👩「ありがとう。これ、ずっと大事にするね」
たっぷさんの顔に、じんわりとうれしさが広がる。
私は、入口につかえて運び込めなくなった特大ケーキを見上げた。
🎧️「あれ……そのサイズで、こんなに喜んでる」
🐈⬛「気持ちを面積で測らないで」
喜ばせることは、大きなイベントではない。
その人のことを思って使った時間が、相手へ伝わること。
小さな絵でも、ひと言でも、一緒に笑うだけでもいい。
むしろ、大きさを競い始めた瞬間、目の前の相手が見えなくなることもある。
「小さな幸せ」は、きれいな日だけにあるものではない
店の奥には、表からは見えない作業場があった。
そこには、明るいカードだけでなく、
怒ってしまった日
疲れて何もしたくなかった日
娘さんへ強く言いすぎた日
親として自信をなくした日
誰かの言葉で少し力を抜けた日
の記録も残されている。
たっぷさんの「小さな幸せシリーズ」は、幸せばかりが続く家庭を展示するためのものではない。
余裕がある人が、趣味として幸せを集めているわけでもない。
大変だった一日を、大変だっただけで終わらせると、自分の心まで持っていかれてしまう。
だから、眠る前にもう一度、その日の中を探す。
娘さんが言った不思議な言葉
思わず二人で笑ったこと
誰かがくれた優しいひと言
うまくできなかったあとに、もう一度話せたこと
何もなかったと思った日の中から、
明日へ持っていけるものを一つだけ拾う。
それが「小さな幸せの記録」なのだ。
👩「菩薩でも神様でもないので、疲れている日は普通に怒ります」
🎧️「安心しました。私は朝、靴下が片方ないだけで機嫌が悪くなります」
🐈⬛「今日の君は、左右で違う靴下を履いているけどね」
🎧️「気づいてたの?」
🐈⬛「生活の余白として見守っていたよ」
たっぷさんは、自分を完璧な母親として見せない。
一方で、失敗を並べて自分を下げ続けるわけでもない。
できなかったことも書く
うれしかったことも書く
その両方を同じ一日の中へ置く
だから、文章を読む人も、
「うまくできない日があっても、今日が全部だめだったわけではない」
と思える。
悲壮感ではなく、生活の手触りが残る。
日常喫茶の地下に、突然の作戦本部
そのとき、店内に大きな警報音が響いた。
ビーッ、ビーッ。
壁の一部が開き、地下へ続く階段が現れる。
看板には、
緊急実況室
と書かれていた。
🎧️「日常喫茶街に、こんな施設が?」
🐈⬛「希望ジャンルに🐟謎エリアが混ざっていた理由だね」
地下の大型モニターに映し出されたのは、
〖緊急実況中継〗対G戦――「ママならできるよ。」
という記事だった。
寝る前の親子げんか。
仲直り。
その直後、室内へ現れた敵。
武器の回収。
娘さんからの声援。
油断。
敵の消失。
再発見。
決戦。
日常の小さな事件が、完全なアクション大作として実況されている。
🎧️「これは日記じゃない。戦記です」
🐈⬛「制作費はスプレー一本だけどね」
この記事で印象的なのは、たっぷさんが普段、娘さんへかけていた言葉だ。
「ママならできるよ」
その言葉が、ピンチになった母親へ、娘さんから返ってくる。
👧「ママならできるよ!」
👩「よし、やるしかない!」
🎧️「親子の言葉が巡って、覚醒した!」
🐈⬛「その直後、相手を見失っているけどね」
たっぷさんの記事に登場する母と娘は、いつも母親が強く、娘さんを一方的に守る関係ではない。
母親がかけた言葉が、娘さんの中に残る。
その言葉が、今度は母親を励ます。
母親が娘さんを育てながら、娘さんの言葉に母親も育てられている。
二人は、守る人と守られる人ではなく、
一緒に暮らしを運営する小さなチーム
なのだと思う。
押してはいけないボタン
やっとのことで地下から戻ると、店の一番奥で、赤い光が点滅していた。
周囲の木製家具とは不釣り合いな、銀色の装置。
中央には、大きな丸いボタンがある。
一日を完璧に整えるボタン
その下には小さな注意書き。
忘れ物、言い間違い、予定変更、親子げんか、生活音などを自動的に除去します
※その家らしさも失われる場合があります
🎧️「すごい。これさえあれば、朝から晩まで理想の一日になります!」
🐈⬛「最後の注意書きを読んだ?」
たっぷさんは、赤いボタンを静かに見つめていた。
👩「私も昔なら、こんなボタンがあったらいいのにって思ったかもしれません」
仕事へ行く時間
娘さんを送り出す時間
食事を作る時間
片付ける時間
入浴する時間
眠る準備をする時間
生活は、いくつもの時間割に囲まれている。
予定通りに動けないと焦る。
部屋が片付いていないと、何もできていないように感じる。
娘さんへ強い言い方をしたあとは、
「もっと優しくできたはず」
「ちゃんとした母親でいなければ」
と、自分を責める。
体を休めているときでさえ、頭の中では次にすることを考えている。
休んでいるのに、休めない。
目の前の娘さんを大切にしたいのに、時間や予定に追われると、その瞬間を味わう余裕がなくなる。
👩「娘との時間を大切にしたいのに、余裕がない日は、目の前のことを終わらせるだけで精いっぱいになるんですよね」
娘さんが、たっぷさんの顔をじっと見る。
👧「ママ、いそがしいと眉毛がこうなるよ」
娘さんは、両手で自分の眉をつり上げた。
👩「そんな顔してる?」
👧「してる。でも、おもしろい」
たっぷさんが吹き出す。
その笑い声が、店内に広がった。
私は赤いボタンを見た。
🎧️「だからこそ、完璧に整えましょう」
🐈⬛「いまの予定外が、笑顔を作ったんだけどね」
🎧️「予定外がなくなれば、たっぷさんは一日中、穏やかに笑っていられます!」
🐈⬛「装置が作る笑顔と、本当に笑った顔は違うと思うよ」
🎧️「なるほど」
ポチッとな
🐈⬛「押すと思った」
完璧な一日
低い機械音が、店内へ広がった。
色鉛筆がひとりでに箱へ戻る。
テーブルのメモは、日付と内容ごとに分類され、等間隔に整列する。
飲みかけのカップは消え、床の小さなゴミも吸い取られる。
椅子の角度はすべてそろい、花瓶の花は左右対称に並び直された。
娘さんが描きかけていた絵から、輪郭をはみ出した色が消えていく。
大きさの違った花は同じ形に修正され、紙からはみ出していた太陽も、きれいな円の中へ収まった。
👧「あれ? わたしのお花、みんな同じ形になっちゃった」
親子げんかは起きない。
二人の意見がぶつかりそうになる前に、装置が話題を変更する。
娘さんは言い間違えない。
飲み物をこぼさない。
急に変な歌を歌わない。
部屋の中を走らない。
洗った皿へ泡を山盛りにして、食べ物に見立てることもない。
👧「本日の食事を、規定の時刻に終了しました」
正確な言葉。
静かな声。
けれど、いつもの娘さんの、弾むような話し方ではなかった。
たっぷさんも怒らない。
娘さんが失敗する前に装置がすべて修正するため、注意する必要がない。
予定表には、緑色のチェックが次々と入る。
起床 完了
朝食 完了
出勤 完了
帰宅 完了
入浴 完了
育児 問題なし
👩「全部、予定通りですね」
たっぷさんの声は穏やかだった。
けれど、その穏やかさには温度がなかった。
店内には、妙な息苦しさが漂っている。
椅子を引く音がない。
ページをめくる音がない。
娘さんが走る足音がない。
色鉛筆が床へ転がる音もない。
誰かが「ちょっと待って」と言う声もない。
時計の針だけが、一定の速さで進んでいた。
私は、真っ白に整えられた店内を見渡した。
🎧️「……なんだか、歯医者の待合室みたい」
🐈⬛「生活から、生活音まで消したからね」
テーブルの中央に、たっぷさんのノートが置かれていた。
表紙に汚れはない。
角も折れていない。
ページはすべて真っすぐ。
完璧に整ったノートだった。
けれど、中は真っ白だった。
たっぷさんはペンを持ったまま、長い間、動かなかった。
👩「今日、何を書けばいいんだろう」
朝は時間通りに始まった。
失敗はなかった。
怒ることもなかった。
娘さんを困らせることもなかった。
予定表は、すべて完了。
それなのに、思い出したい場面がない。
娘さんの不思議な言葉もない。
二人で思わず笑った瞬間もない。
うまくできなかったあとに、仲直りした記憶もない。
誰かの言葉で気持ちが変わった瞬間もない。
🎧️「完璧な一日なのに……何も書くことがない!!」
クロが白紙のノートへ前足を置いた。
🐈⬛「たっぷさんが残していたのは、予定表の達成状況じゃないからね」
小さな幸せは、乱れた場所に残っていた
店の隅にあるモニターへ、装置が消去する前の記録が映し出された。
少しこぼれた牛乳。
その横で、娘さんの口には白いひげができている。
紙からはみ出すほど大きく描かれた太陽。
同じ形ではない、色とりどりの花。
親子げんかのあと、二人で同じお菓子を半分ずつ食べた跡。
言い間違いから生まれた、家の中だけで通じる言葉。
泡を山盛りにした皿へ、娘さんが付けた名前。
泡ご飯
どれも完璧ではない。
けれど、その一つひとつに、二人の声と表情が残っていた。
👩「私は、きれいにできた日だけを残したかったわけじゃないんですね」
👩「成功だけを残したいわけでもなかった……」
たっぷさんは、白紙のノートをそっと閉じた。
👩「余裕がなくて怒ったことも、娘の言葉で笑ってしまったことも、誰かの言葉に助けられたことも。書くことで、今日にもちゃんと幸せがあったと気づきたかったんだと思います」
「小さな幸せの記録」は、
いつも機嫌よく過ごせた証明ではない。
完璧な母親でいられた証明でもない。
生活を美しく整えて見せるための展示でもない。
うまくできなかった自分を責め続ける代わりに、その日の中に一つだけ残っていた温かいものを探す記録だ。
忙しさに押し流されそうになった自分が、文章を通して、もう一度その日の中へ戻る。
「あの日は大変だった」
だけではなく、
「でも、こんなこともあった」
と思い出す。
出来事そのものを変えることはできない。
でも、その出来事をどう持ち帰るかは、書くことで少し変えられる。
たっぷさんの文章の魅力は、「暮らしが完璧」だから生まれているのではない。
完璧ではない日を、あとで笑える記憶へ変える視線
から生まれている。
娘さんが、たっぷさんの袖を引いた。
👧「ママ、まちがえてもいいよ」
👩「いいの?」
👧「あとで一緒に笑えばいいもん」
たっぷさんは、娘さんの目を見て笑った。
その顔は、装置が作った「一度も怒らない母親」の笑顔より、ずっと自然だった。
👩「そうだね。今日も、あとで笑える日にしようか」
🎧️「装置、止めます!」
私は解除レバーを思いきり引いた。
生活の音が戻ってきた
整列していた色鉛筆が、テーブルの上を転がる。
娘さんの絵に、大きさの違う花が戻る。
太陽は再び、紙から少しはみ出した。
途中まで書かれたメモが、机の上で重なり合う。
椅子が床をこする音。
ページをめくる音。
カップを置く音。
娘さんの笑い声。
たっぷさんの、
「ちょっと待って」
という声。
暮らしの音が、店内へ戻ってきた。
クロが大きく息を吸う。
🐈⬛「少し散らかっている方が、呼吸しやすいね」
🎧️「完璧ではないけれど、この店らしさは戻ったよ」
🐈⬛「君の机は、呼吸できないくらい散らかっているけどね」
🎧️「私の机は、創作の途中喫茶です」
🐈⬛「飲食許可は下りないと思うな」
本日の探訪土産
今回、暮らしの途中喫茶から持ち帰る言葉は、
完璧な一日より、あとで笑える一日
たっぷさんは、完成された人生を見せる人ではない。
正しい子育てを教える人でもない。
苦労を並べて、同情を求める人でもない。
娘さんと一緒に暮らす中で起きたことを書く。
自分の気持ちを書く。
誰かから受け取った言葉を書く。
そして文章の中で、
「今日にも、持ち帰れるものがあった」
と見つけ直す。
人生を取り戻すために始めた記録は、いつの間にか、
すでに手元にあった幸せを見つけ、人と渡し合う場所
へ変わっていた。
ただし、これは美しく完結した成長物語ではない。
今日分かったことを、明日はまた忘れるかもしれない。
余裕がなくなれば、また自分を責めるかもしれない。
それでも、そのたびに書けばいい。
書いて、見直して、少し笑って、また暮らしへ戻る。
答えが出ていないからこそ、続きを書ける。
それが、たっぷさんの「脳内整理メモ・日記」の魅力なのだと思う。
🎧️「クロ。私も今日から、小さな幸せを記録するよ」
🐈⬛「最初の一個は?」
🎧️「押してはいけないボタンを、元に戻せたこと」
🐈⬛「押した本人だけどね」
そのとき、店の奥から娘さんの声が響いた。
👧「ママ、泡ご飯できたよ〜!」
全員が、ゆっくり振り返る。
流し台では、娘さんが泡を山盛りにした皿を、誇らしそうに掲げていた。
👩「今日の記事、決まりました」
🎧️「完璧設定を解除した直後から、素材が強すぎる!」
🐈⬛「予定外のところに、もう一個落ちていたね」
今回の記事内で引用・紹介した記事一覧
1.私がSubstackを始めた理由。
記事内で扱った内容
脳内を整理するためにSubstackを始めたこと
過去の経験を意味のあるものに変えたいという思い
誰かに必要とされる存在になりたいという出発点
当初は「お金と人生を取り戻していく記録」だったこと
2.人生は喜ばせごっこ。
たっぷさん指定のおすすめ記事
記事内で扱った内容
誰かを喜ばせることは、大きなことでなくてもよい
目の前の一人の今日を、少し温かくするという考え
「小さな幸せシリーズ」が読者を喜ばせていたこと
誰かを喜ばせるつもりだった自分が、読者や娘さんから喜ばせてもらっていたという気づき
Substackでの交流も「喜ばせごっこ」になっていること
3.《小さな幸せシリーズ》の裏側
記事内で扱った内容
「小さな幸せの記録」は、幸せばかりの生活を見せるためのものではないこと
忙しさ、疲れ、怒ってしまった日も実際の暮らしに含まれていること
大変な一日から、明日へ持っていける温かなものを探すために書いていること
完璧な母親像ではなく、迷いながら暮らす一人の人としてのたっぷさん
4.〖緊急実況中継〗対G戦――「ママならできるよ。」
わかモン勝手に発掘記事
記事内で扱った内容
穏やかな日常を、実況型アクション作品へ変える文章力
普段たっぷさんが娘さんへかけている言葉が、娘さんから返ってくる場面
母親が常に支える側ではなく、娘さんの言葉に励まされる関係
母と娘が「一緒に暮らしを運営する小さなチーム」であること
温かさと、敵を見失うポンコツなオチが共存していること
たっぷさんのアカウント
記事全体やNotesはこちらから確認できます
今回の記事は、主にこの4本を通して
「人生を取り戻すための記録」から「すでにある幸せを見つけ、人と渡し合う記録」へ変化していった過程
を描いています
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わかモンとクロのSubstackアカウント探訪では、まだまだ参加者を募集してます!!
あなたのSubstack、勝手に探検させてください!!ムチャはたぶんクロが止めます
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7月25日
🎧「クロ、私、大変なことに気づいた」
あなたのアカウントの魅力を漫画と記事でご紹介!!
条件は、「1つ以上記事を書いていること」のみです
初心者・初見の方も大歓迎!!
ぜひ、あなたのお宅に、わかモンとクロを呼んで頂けませんか?
申し込み方法等の詳細は、記事にて紹介しております。
まってま〜す










めちゃくちゃ深い!(笑)
わかモンさんはやっぱり
愛が深いなー❤️❤️
わかモンさん!!!遅くなりすみません( ; ; )
本当に本当にありがとうございます😭😭
自分でも知らないところまで掘ってくださって読み進めていく内に自然とうるうる泣きました🥹✨深すぎて嬉しいじゃ足りないくらい嬉しすぎました(語彙力😭)
これからも辛くなったら何回も何回も読み返そうと思います!!